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コラム

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「好きを仕事に」したいと思ったら、今すぐすべき3つのステップ編

「好きを仕事に!」という言葉を聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。「自分の好きなことが仕事になったら素敵だな」とワクワクするでしょうか、それとも「趣味だから楽しいのであって、仕事にするのは難しいな」と感じるでしょうか。

実際に話を伺ってみると、「好きを仕事に」した方たちも、多かれ少なかれこの両方の感情の間で揺れ動く気持ちがあったと言います。趣味で楽しむのではなく、お金をいただくプロとしての一歩を歩みだそうと思った時に、迷いのない方はほとんどいないのではないでしょうか。
今回のコラムでは、好きを仕事にする前にしておくと良い3ステップをご紹介します。「いつかは好きを仕事に」とお考えの方も、是非取り組んでみてくださいね。

STEP1 まずは自分の頭を整理しよう

なんとなく「これがお仕事になったらいいな」と考えていることを書きましょう。思考の整理には「書く」ことがおすすめです。できれば新しいノートを購入して、思いつく限り自由に、そして具体的に書いてみて下さい。
例えばポーセラーツをお仕事に、と思えば「ポーセラーツ」と書くだけではなく、「親子レッスンをする」「認定講師を育てる」「実際に作った食器でパーティーをする」「作品を販売する」といった感じです。ご自分の通われているお教室の先生や、憧れの方などをイメージするとより具体的に描きやすいと思います。
今すぐにできることでなくても「呼ばれて講演をする」「ライフスタイル本を出版」など、少しでもワクワクするものはとにかく書いてしまってOKです。

書き出した後は、それぞれの仕事にひとまず優先順位をつけておきます。そのときにイメージするのは「お客様」です。どんなお客様に来て欲しいのか、できるだけ具体的に決めてみましょう。「27歳独身の会社員」と「32歳、2歳の娘がいるママ」では、求められるレッスン(サービス)は変わりますよね。

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STEP2 理想のライフスタイルを描いてみよう

具体的なレッスン内容を考えたり、お客様を想像したり、「好きを仕事に」という漠然としたイメージの輪郭がぼんやりと見えてきたでしょうか。

次は、それを自分自身のライフスタイルに落とし込んでみましょう。描くのは少し先の未来、できれば10年後くらいがおすすめです。
なぜ10年後かと言うと、女性は「仕事」以外に「結婚」や「出産」など、男性に比べてライフスタイルを大きく左右するイベントが多いからです。
10年後、というと遠い未来のように感じられる方もいるかもしれませんが、そんな方は10年前を思い出してみて下さい。「・・・10年って、意外とあっという間ね。」と実感されるのではないでしょうか。

10年後「こんなふうに暮らせていたら理想だな」と思えるライフスタイルの中に、STEP1で書き出したお仕事をスケジューリングしていきます。
「子育て優先で空いた時間にできたらいいな」「10年後には子育ても落ち着くし、県外でもお仕事できていたらいいな」といったように、自分の生活をイメージしながら理想を描いてみて下さいね。
具体的に1週間のスケジュールを組んでみるのも楽しいですよ。「好きを仕事に」の醍醐味は、仕事のボリュームも内容も自分で決められる事ですから。

STEP3 実際に「仕事」にしている方の話を聞こう

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さて、ここまでのステップは一人でできることでした。イメージしてワクワクして理想を書き出す、ここで終わってしまっては「絵にかいた餅」ですよね。理想を描いた後には「なにかしらのアクション」を起こすと良いのですが、なかでもおすすめなのが「実際に好きを仕事にした方のお話を聞く」ことです。
できれば同じジャンルの方が良いですが、尊敬できる方、憧れの起業家でもOKです。講演会などに出かけるのも良いですが、できれば一対一でアポイントが取れる方が良いですね。
素直に「いつか〇〇をお仕事にできたらと考えています。ぜひお話を伺いたいので、お時間とっていただけませんか?」とお願いしてみましょう。きっと時間をつくってくださるはずです。
アポが取れたら、書き出したノートを持参してお話を聞きましょう。思考を整理したことで、どんなことを聞くべきか、かなりポイントが見えてきているはずですが、参考までにいくつか質問項目を挙げておきますね。
「なぜこれを仕事にしようと思ったのか」
「ここまでにどんな行動をしてきたか」
「このお仕事で一番の喜びはなにか」
「一番苦労したことはどんなことか」など、ぜひリアルな経験談を聞いてみて下さい。就職活動でOB・OG訪問するイメージに近いでしょうか。 実際に「できた」方のお話を聞くことはご自分の気持ちを確かめる試金石になりますし、その後歩んでいくうえでの指針になります。

まとめ

「好きを仕事に」というのは、どこか恋愛結婚に似ているかもしれません。「好き」という自分の感情を大切に選んだ結果、その後の人生が大きく変化します。結婚同様、仕事にすることで社会的な責任も生まれます。
ときに「こんなはずじゃなかった!」などという予想外、想定外の出来事も起こるかもしれません。それでも簡単に投げ出すことはできません。趣味で楽しんでいたときとは全く異なる「面倒くささ」も生じるでしょう。

けれど、「好きを仕事に」を叶えた方をたくさん見てきて、また私自身それを叶えた一人として実感しているのは、「自分の好きなことで人の役にたてる喜びはなにものにも代えがたい」ということです。歩む中で新たな人との出逢いがあり、その輪が広がり、絆が育まれていく。そのスピードは人それぞれで良いのです。

ただひとつ言えるのは、踏み出さなければ始まらない、ということです。もし「いつか」と望むなら、まずはこの3ステップから取り組んでみて下さいね。この記事が「好きを仕事に」と望む方のお役に立てたなら幸いです。

協力 おけいこ.com岡山

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